口腔外科
一般の歯科医院では扱いが難しい
口の中や顎、その周囲の病気を治療します。
口腔外科は親知らずの抜歯や口腔内の腫瘍などの外科的な手術、顎関節の痛みやズレに対しての治療など一般の歯医者さんであまり行っていない治療を行っております。
当院では、日本口腔外科認定医の副院長が診察し、当院で対応できる症例なのか、専門的な人員や設備の整った病院で治療したほうがよいかの判断をさせていただき、必要があれば近隣の市民病院などを紹介させていただきます。
親知らず
近年、顎の大きさが小さい方が増えてきており、親知らずがまっすぐ生えるスペースが足りずに、横向きや斜めに生えてきて、中途半端な所で止まってしまい、歯周病や虫歯などに感染しやすい方が増えてきました。
若いうちは免疫力が高く、症状が出にくく放置したために、妊娠された時や、体力が落ちたときに腫れや痛みが出て大変な思いをする方が多いです。当院では、口腔外科認定医が親知らずの生え方を確認し、抜歯の必要があるかどうか、抜歯の手順やリスクなどを丁寧に説明させていただいております。お気軽にご相談ください。
顎関節症
顎関節は上顎と下顎の骨と関節円板や靭帯などの軟組織でできていますが、それらの一部でもズレや損傷が生じると、スムーズな顎関節運動が妨げられ、痛みや雑音・違和感・咬合のずれが生じていきます。
もし、歯ではなく、顎のことでお悩みの方がいらっしゃいましたら、遠慮なくお尋ね下さい。
また必要であれば、大学病院などの専門外来に紹介させていただくことがありますのでご了承ください。
口腔がん検診
口腔がんと診断される人数は年々増加傾向にあり、割合としては人口10万人に対し、17.8人が口腔がんになっており、その約30%の方が口腔がんを原因として死亡されています。
知多市民・常滑市民のうち毎年25人が診断され、そのうち8人が亡くなっている計算になります。
口腔がんは基本的に切除療法が選択されますが、癌が大きくなり、切除範囲が大きくなると食事や発語などが難しくなり、生活の質が低下してしまいやすいです。よって、可能な限り早期発見・早期治療が望ましいので、定期的な歯科検診をオススメします。
当院では口腔外科認定医による検診・検査を行っております。ご希望の方はお気軽にスタッフにお声掛けください。